マンションのリノベーションは基本的にスケルトンはそのままで、内部の空間に新たな息吹を吹き込むように造りかえるわけです。
隣り合った2室を1室にして大きな空間にしてということは出来ません。戸堺壁は構造体ですので開口部を作ることは出来ないからです。
ところが、共用廊下を挟んで向かい合った2室をうまい具合にリノベーションした事例がありました。
2室それぞれは小さな部屋だったのですが、2室合わせて85㎡の空間を、オフィス+ダイニング+キッチンのパブリックゾーンとして。
もう一つのプライベートゾーンにはベッドルーム+こじんまりとしたリビング+水廻りという構成です。
パブリックゾーンのキッチンカウンターが、奥様とご主人の領域を何気なく仕切り、プライベートゾーンでは、ほぼ中央に位置する浴室のオープンな感じが、けして広いとは言えない空間にゆとりを生みだしています。
1981年に建ったマンションですが、このような活用の仕方があるなんて、新築当時は考えてもいなかったでしょうね。
リノベーションとはこういうもの・・・そんな見本のような事例です。
キッチン+オフィス・・・・・
なかなか浮かんでこないアイデアです。
自分が思い描く生活空間をどうしたら手に入れることができるか・・・
単に不動産物件を検索しているだけでは出会無いこともあるようですね!
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