リフォーム業界での新たな取り組みのニュースです。
建築職人の作業着をテーマにしたファッションショーが開催されます。
作業着のファッションショーとは大変珍しいことですが、背景には職人不足によるリフォーム業界の質低下という面があるようです。

住宅リフォームはほとんどの場合、施主が居住しながら行われます。新築現場と異なり、職人一人一人のマナーや言動といった、工事作業とは別の要素が顧客満足度に影響し、時にはクレームに発展するケースも少なくありません。

また、絶対的な職人不足が工事の質の低下させ、これもまた顧客の信頼を失う大きな要素になっています。
業界では人材の育成と確保が喫緊の課題であり、これまで3Kとも言われてきた建築現場での新たな魅力を発信して、若い世代に建築職人の魅力を発信して、業界の活性を図りたいという意図があるようです。

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一方、最近は女性の職人が増えているという話を時々聞くことがあります。
職人ばかりでなく、工事現場の監督に女性がなっていたりと、男の世界と言われてきた建築現場に新しい芽が生まれてきている傾向もあります。

作業着を通して若い力が、リフォーム業界に育つキッカケになってくれるかもしれません。

ファッションショーが開催されるリフォームフェアは下記の予定です。

【建築職人ファッションショー概要】
日時 :7月12日(火)・13日(水) 両日とも11時~/15時30分~
場所 :東京ビッグサイト「リフォーム産業フェア内」東1ホール 特設ステージ
参加料:無料

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*画像と詳細情報はPR TIMESから

日本一の女性大工

女性の建築現場への進出ということで言うと
リオ パラリンピック 車いすテニスに出場する二條実穂選手は、13年前に仕事中の怪我で脊髄を損傷したのですが、その時の二條選手は大工の棟梁でした。

高校を卒業後、「大工になりたい」と希望し高等技術専門学院に進み建築を学び、北海道旭川市の住宅メーカーに大工として入社、翌年には棟梁として抜擢され活躍していた最中に大きな事故にあったのです。

現在は横浜を拠点に車いすテニスプレーヤーとして活動していますが、車いす生活を余儀なくされた時は、勤務していた住宅メーカーに職場復帰後テニス部を社内に立ち上げ、大工の棟梁からテニスプレーヤーに転身したバイタリティーの持ち主です。

日本一の女性大工という夢から、オリンピック出場という夢を掴み取った二條選手。
是非、キラキラ輝くメダルを手にしてほしいと思います。

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