キッチンリフォームの際に参考になりそうな事例があります。
一日の生活の中でキッチンにいる時間はどのくらいあるものでしょう。意外と長いのかもしれません。
調理・下ごしらえ・食器洗い・お湯を沸かす・お茶やコーヒーを淹れる、1時間とか2時間とかいることもあれば、数分か数十秒の作業が繰り返し行われています。
キッチンでの作業スタイルから生活スタイルまで、一人ひとりにあったキッチンの形というものがあるはず。
食器洗い機の必要性
リフォームの時などに検討する課題に、食器洗い機を設置しようかどうしようか?というのがあります。
あるアンケートによると約55%の人が『毎日使っている』と答えています。
『持っていない』という人は約30%なので、15%の人は『あるのにあまり使っていない』という結果です。
普及率は70%に達するということで意外と多いんですね。
必要性という面ではおおいに有だと思います。
どんな便利な道具や器械類でも同様ですが、使い方というものがあります。
食器洗い機にも知っていた方がよい使い方があります。
食器洗い機の使い方
食器洗い機で洗った方がよいものと手洗いがよいものとがあります。
この区別が出来ていないと『食洗機よりも手洗いの方がいいから食洗機は使っていない』という人がけっこういるようです。
まず食器洗い機の方が圧倒的にキレイに仕上がるものをあげてみます。
- ざる
- 泡だて器
- すり鉢
共通しているのは手洗いではたっぷりの水を使わないときれいにならないものばかりです。
それでも網目にこびりついたものはなかなかきれいになりません。ところが、これらのものは食器洗い機だと、見違えるようにきれいになります。
逆に、プラスチックの器など軽いものは水圧で飛ばされて、器の内側がひっくり返って汚れが残ったり、醤油さしなど口の小さなものも汚れを落とせません。
食器によって使い分けをするのが賢い食洗機の使い方です。
家族の多いお宅では1回に洗う食器の量がたくさんあり、とても食器洗い機では洗いきれないということもありますが、食器洗い機の大切な機能は乾燥です。
手洗いで自然乾燥すると半日もかかることがあります。その場合、どうしても布巾を使って水気を取りたくなりますが、布巾は常に清潔にしておく必要があります。それよりも、食器洗い機で乾燥したら次の食器を洗う・・・こんな方法の方が効率はいいのではと思います。