kominka熊本地震からすでに2カ月が経過しました。
仮設住宅の建設も始まり入居が開始した地区もあるようです。
罹災した方々の中には自宅の再建に着手する方もいることと思います。

今回の地震では新耐震基準で建築した、比較的新しい住宅の被害が注目されていますが、長い年月を風雨に耐えてきた古民家の再生もあるかもしれません。

お馴染の住宅サイト“HOUZE”に、東日本大震災で罹災した古民家の再生事例が掲載されています。

栃木県足利市に建つ昭和10年築の古民家。
足利市建築文化賞を受賞していると言いますので、文化的価値も高い住宅です。

大きな被害を受けた母屋はRC造の現代建築に建て替えし、被害の少なかった別棟を改修して、新旧の建物を一体にまとめあげた秀作です。

日本庭園とマッチした右側の古民家と左側のRC住宅は、ずっと以前からこのように建っていたかのような雰囲気があります。
存在感ばかりを主張するような住宅建築が増えている中、このように風景に溶け込むような作品を目にするとどこかホッとするような安心感を覚えます。
そして被災した建築物が持つ生命力のようなものが伝わってきます。


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