ミサワホームやセキスイハイムなどの“工業化住宅”のリフォームは難しいものがあります。
キッチンの交換とか洗面室のリフォームとか、構造上主要な部分である“耐力壁”の改造や変更が無いリフォームは問題ないのですが、構造的な部位の変更は誰でもできるわけではありません。

工業化住宅は今では「型式認定住宅」と呼ばれるようになっていますが、住宅を部品化して工場でほとんどの部分を加工・製作して、現場では組立作業のみ行う住宅です。

通常の構造では無く、特殊な構造方式に分類されるので、「型式認定」により特別に構造上の安全性を認定しています。
その為、通常は建築士の免許を有する資格者が構造計算などにより、構造的な安全性を確認できるのですが、型式認定住宅は一般の建築士が一般的な方法で計算などをすることは出来ません。

つまり
ミサワホームの場合はミサワホームの技術者が、セキスイハイムの場合はセキスイハイムの技術者が、構造的な検討を行いリフォーム計画を立てることになります。

もっと分かりやすく言うと
ミサワホームの住宅のリフォームはミサワホームが、セキスイハイムのリフォームはセキスイハイムしか出来ないということです。

工業化住宅には他にも、積水ハウス、ダイワハウス、パナホーム、など有名なハウスメーカーがあり、同じように「型式認定住宅」に分類される住宅があります。

一方、住友林業や日本ハウスとか今やローコストハウスで有名になったタマホームなど、木造在来工法の住宅に関しては、構造上の部分の変更を含むリフォーム工事を、他の工務店が行うことは可能です。

リフォーム時に必要な設計図面

リフォーム工事の際には新築で建てた時の設計図面が必要です。
無い場合には現況調査をするのですが、ある程度推測する部分も出てくるので、本来であれば設計図面は必要です。

リフォーム工事ばかりでなく、将来転売することになった時など、設計図面があると耐震診断が確実に出来ます。
図面が無いと、例え築年数が浅い住宅であっても、耐震診断は安全率を見て行いますので、診断結果は悪い結果になってしまうことが多いものです。

耐震診断の結果が悪いと売却価格にも影響します。

適正価格で売却する為にも、新築時の設計図面は必ず大切に保管しておいて下さい。

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